佐藤工夢店

TEL.0191-75-4414

ブログ

古民家のリノベーションで使う断熱材とは?丁寧に解説します!

2021年5月12日

最近ではテレビや雑誌でも古民家をリノベーションしたカフェや住宅がよく取り上げられています。
それほど注目を高める古民家のリノベーションですが、今回はリノベーションで使う断熱材について紹介します。
奥州市にお住いの方で古民家リノベーションをお考えの方は、今回の記事を参考にしてみてください。

□古民家の構造と現代の生活において不向きなポイントについて

古民家は昔の日本の環境において、暮らしやすく作られた住宅です。
例えば、風通しに重点を置いて作られた大きな窓があったり、しょうじやふすまなどの仕切りも多く使われたりしています。
また、100年以上の歴史がある古民家には、石の上に柱が直接立ったような工法がとられています。
基礎は、柱を単独の束石で支えてられていて床下を空気が良く通り抜け、夏は快適に過ごせるのです。

しかし、古民家に断熱性はないため、冬は過ごしにくい環境になってしまいます。
暖房をつけても床が冷える構造になっているため、しっかりと断熱性を意識したリノベーションを心掛けましょう。

□断熱材の種類について知っておこう!

ここまでは古民家の構造と、現代の生活において不向きなポイントについて紹介しました。
次に、木材の耐久を生かした断熱のリノベーションでの断熱材の種類について紹介します。

断熱材にはグラスウール、スタイロフォーム、サーモウールなどのさまざまな種類があります。

まずは、グラスウールについてです。
グラスウールはガラスを原料としており、主原料の85% を建築現場、家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを使用しています。
グラスウールは、複雑に絡み合った繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部分があり、優れた断熱性能を発揮します。
また、繰り返し使用できるため環境性能の高い断熱材と言われています。

次に、スタイロフォームについてです。
スタイロフォームは手軽に手に入る安い建材です。
一般住宅をはじめ、建物の断熱材として多く利用されている、優れた断熱効果を持つ建材です。
製造過程で注入されるガスが、外気との温度差に対してクッションの役割を果たしてくれ、断熱効果は高く、防音の作用もあります。

最後に、サーモウールについてです。
サーモウールは、ウールが6割、フリースが4割、という比率で混ぜられた断熱材です。
どちらもとても身近な素材で、ウールはコートやマフラーで使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
サーモウールは化学物質の吸着と分解もできると言われており、この断熱材の家に住むとアレルギーの方は症状が軽くなる可能性が高いです。

□まとめ

今回はリノベーションで使う断熱材について紹介しました。
古民家のリノベーションでお困りの際はぜひ一度当社にご相談ください。

注文住宅を検討中の方必見!段取りについて紹介します!

2021年5月8日

注文住宅の最大の魅力は自由な間取りで住まいが作れることです。
しかし、魅力がたくさんある分、多くの段取りをこなす必要があります。
そこで、ここでは注文住宅の段取りについて紹介します。
一関市で注文住宅にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

□注文住宅について知っておこう!

春が訪れ新生活を始める方が多い中、近年では注文住宅が注目を集めています。
注文住宅と聞くと、自分たちの好みを反映できる住宅を思い浮かべる方は多いでしょう。
確かに自由度が高い住宅ですが、その中にも2つの種類があることはご存じでしょうか。
ここでは注文住宅の種類について紹介します。

*フルオーダー

フルオーダー住宅とは使用する材料や仕様といった建築にかかわる項目を依頼側がすべて指定でき、理想の住宅に近づけやすいです。
フルオーダー住宅は最も自由度が高い一方で、建築に関する知識が必要です。
また、一般的な住宅よりもかなりの手間や時間がかかることは頭に入れておきましょう。

*セミオーダー

セミオーダー住宅は基本的な仕様は決められており、水回りなどの住宅設備の色や外壁の色を依頼者が決められます。
ある程度決められる中で、自由な選択ができる住宅です。
また、必要に応じて設備のグレードは変更できるため、注文住宅を依頼する人の中でセミオーダーを選択する人は多いです。

□注文住宅の段取りとは?

注文住宅はいくつものやるべきことがあるので、段取りをしっかりと確認しておく必要があります。
ここでは、そんな段取りについて紹介します。

1つ目は計画です。
注文住宅の計画にはいくつかの段階があります。
あらかじめ予算を決めたうえで土地を探し、そのあとで理想の家をイメージしておくのです。

自分の家族の生活スタイルに応じた計画を立てておく必要があります。
また、費用は将来の維持費までを含めて考えておきましょう。

2つ目は施工準備です。
1つ目の段取りでイメージした家を実現するために落とし込んでいきます。

自分たちのやりたいことが実現するのかを業者と検討し、ある程度の費用を見積もります。
この際に複雑な資金計画は細心の注意を行いましょう。
住宅ローンの検討や、土地の契約などを依頼する場所について相談をしておきましょう。

3つ目は着工から入居です。
建設工事請負契約は注文住宅のハイライトのひとつです。
施工がはじまれば、これまでの負担から一気に解放されることでしょう。

それでも施工会社からの問い合わせには速やかに回答をしないと工事全体のスケジュールに影響を与えてしまうかもしれません。
最後まで気を抜かずにやり遂げましょう。

□まとめ

今回は注文住宅の段取りについて紹介しました。
たくさんの魅力がある注文住宅を採用してみてはいかがでしょうか。
お悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。

古民家のリノベーションをお考えの方へ!メリットについて解説します!

2021年5月4日

近年古民家のリノベーションの注目度が高まっています。
町で古民家カフェを見かける方も多いのではないでしょうか。
古き良き日本の風情を感じつつ、どこか現代のようにもアレンジができるのは古民家ならではです。
今回は、古民家リノベーションのメリットについて一関市の専門業者が解説します。

□古民家のリノベーションのメリットについて

家を購入する際には、新築購入と古民家のリノベーションという選択肢があります。
近年、ますます注目を浴びている古民家のリノベーションにはたくさんのメリットがあります。
ここでは、古民家のリノベーションのメリットについて紹介します。

1つ目は部材の強度が高いところです。
古民家は長い年月の間でも暮らせるように、強度の高い部材が使用されています。
例えば、樹齢100年のヒノキの場合は300年程度、強度が落ちないとも言われているほどです。
使用されている部材をうまく生かすことによって、より耐久性のある家にできるのも魅力の一つです。

2つ目は環境に良い素材が使われているところです。
最近の家では建材によってアトピーやシックハウス症候群を引き起こしてしまう可能性があります。
シックハウス症候群とは、建材に含まれる化学物質に過敏に反応して具合が悪くなってしまうことです。

しかし、化学物質を含んだ新建材が使用されていないので、そのような心配は必要ありません。
また、再利用ができる部分もあるため環境保護にもつながります。

□古民家のリノベーションで気を付けることとは?

ここまでは古民家リノベーションのメリットについて紹介しました。
多くのメリットがある一方で、気を付けておかなければいけないポイントもあります。
ここでは、古民家のリノベーションで気をつけることについて紹介します。

*耐震性

古民家は長い間使用されており、柱が老朽化しています。
地震が多い日本では耐震性が低いと不安ですよね。
柱の老朽化は耐震性に大きな関係があるため、地震に耐えられる状態なのかを調べておきましょう。

*断熱性

古民家は断熱性が低いです。
昔に作られた古民家は、夏の暑さに対して非常に有効な一方で、冬の寒さには弱いのです。
建物の中に空気が流れやすい構造のため、しっかりとした断熱性を備えておきましょう。

*古材を生かす

古民家は貴重な木材を使ってリノベーションが可能です。
古材を使用して、日本の風情を殺さないようにリノベーションを行いましょう。
このようにしっかりと古材を引き継ぐ床によってより住宅に味が出るでしょう。

□まとめ

今回は古民家のリノベーションのメリットについて紹介しました、
古民家リノベーションについてお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

上に戻る