平屋と二階建てどっちが良い?それぞれのメリットデメリットをご紹介します!
2023年5月30日
マイホームを建てるにあたって平屋か二階建てのどちらにするか迷われている方も多いでしょう。
どちらを選ぶにしてもメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルに合う方を選ぶのがポイントです。
そこで今回は平屋と二階建て、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺でマイホームをご検討中の方はぜひ参考にしてください。
□平屋のメリット・デメリット
ここでは平屋のメリット・デメリットをご紹介します。
【メリット】
1つ目は、コミュニケーションが取りやすいことです。
ワンフロアに家族の生活スペースがまとまっている平屋は、家族と顔を合わせる機会も多く、自然とコミュニケーションも増えます。
2つ目は、バリアフリー対応がしやすいことです。
階段のない平屋をバリアフリー対応の建設プランにすることで、老後も安心して平屋に住み続けられます。
このように、将来の暮らしを考えて平屋を検討するのもおすすめです。
3つ目は、掃除が楽なことです。
平屋はトイレの数が二階建てに比べて少ないことが多く、階段もないため、日々の掃除の負担が少なくなります。
【デメリット】
1つ目は、部屋数を増やしたい場合は広い土地が必要なことです。
平屋は一階部分しかないため、部屋数を増やすとなると、その分広い土地を確保しなければなりません。
土地代の高い地域の場合、広い土地を確保するために必要な費用も高くなってしまいます。
2つ目は、プライベートの確保が難しいことです。
ワンフロアで構成されているので、コミュニケーションは取りやすい一方で、家族一人ひとりのプライベート空間を確保することは難しいです。
プライバシーを確保したい場合は、フロアを仕切るという工夫が必要になります。
□二階建てのメリット・デメリット
ここでは二階建てのメリット・デメリットを紹介します。
【メリット】
1つ目は、家族で共有する空間とプライベート空間を分けやすいことです。
一階はリビングや水回りなど家族の時間を共有する空間にして、二階はそれぞれプライベートな空間にするといったメリハリのある間取りが実現可能です。
また、トイレは一階・二階それぞれに設置すると生活しやすい家になります。
プライベートも重視したいという方は二階建てをおすすめします。
2つ目は、プライバシーを確保できることです。
近年、二階にリビングがある家が増えてきています。
その理由は人通りが多い場所だとプライバシーを確保するために窓を小さくしたり少なくしたりする工夫が必要ですが、二階であれば視線を気にする必要がないためです。
隣の家と対面しないように窓の方角さえ気をつけていれば、大きなテラス窓も取り付けられます。
3つ目は、土地が狭くても居住スペースを確保しやすいことです。
二階建ては平屋とは異なり縦の空間を利用できるので、広い土地は必ずしも必要ではありません。
狭い土地でも十分居住スペースを確保できます。
【デメリット】
1つ目は、高齢になった時に階段の上り下りが大変に感じることです。
二階建てにする場合、自分が高齢になってからのことをイメージしておく必要があります。
今は気にならなくても、高齢になった時に階段の上り下りを「苦」に感じるケースがあります。
2つ目は、家族とのコミュニケーションが取りづらいことです。
二階建てはどうしてもフロアが分かれてしまうので、家族との会話が少なくなり、コミュニケーションが取りづらくなる場合があります。
そのため、家族で過ごす空間を必ず通るような間取りにするといった工夫が必要になります。
□平屋と二階建てのどちらにするか決める際のポイントとは?
平屋と二階建てはそれぞれメリット・デメリットがありますが、どちらにするかは自分が実現したいライフスタイルを叶えられるかどうかになります。
ここでは平屋と二階建てのどちらにするか決める際のポイントをご紹介します。
*土地の広さ
狭い土地でもある程度部屋を確保できる家に住みたい場合は二階建てがおすすめです。
平屋は二階建てと同等の延床面積を確保する場合には広い土地が必要になります。
*生活動線
家事を比較的楽に行いたい場合はワンフロアに水回りの設備が揃っているといったシンプルな動線の平屋がおすすめです。
二階建ての場合は、高齢になった際に階段の上り下りが大変に感じる可能性があります。
*家族構成
家族とのコミュニケーションを重視した家にしたい方は平屋がおすすめです。
平屋はお年寄りや子どもにも優しい段差の少ない家なので、将来の暮らしを考えて平屋を選ぶのも良いでしょう。
また、二世帯で住む場合でも、ある程度のプライバシーを確保しておきたいという方は二階建てがおすすめです。
□まとめ
平屋と二階建てはどちらもメリット・デメリットがそれぞれあるので、どちらが良いと断言することは難しいです。
それぞれの特徴を理解して家族が暮らしやすいと感じる家を選ぶのがおすすめです。
家族とよく話し合って理想のマイホームを実現させましょう。