新築住宅の内装づくりで失敗しないために!内装を決める手順を解説
2023年4月15日
快適な住まいを目指すためには、内装の印象も非常に重要です。
あまり考えずに内装づくりをしてしまうと、住みにくく感じる可能性があるのはもちろん、見た目的にも良くないので後悔するかもしれません。
ただ、内装と言っても決める部分は多くあるため、何から決めるべきかわからないというケースがよくあります。
そこで今回は、新築の内装でよくある失敗や正しい内装の決め方について解説します。
□新築の内装でよくある失敗
1. コンセントが足りなかった
内装の失敗として多いのが、コンセントの数・位置についてです。
使いたい場所にコンセントがなかったり、コンセントの口数が足りなかったりと、色々と不便に感じることがあります。
このような場合は、延長コードで対応可能ですが、見た目的に良くないため、できれば避けたいところです。
家電が増えがちなキッチン周りやテレビの近くなどは、事前に必要な家電は何か、どこにコンセントがあると便利かを考え、見た目にもこだわれると良いでしょう。
2. サンプルを見て壁紙を決めたらイメージと少し違った
内装の壁紙がイメージと違ったという失敗もよくあり、壁紙のサンプルを見て選んだ時に失敗してしまったケースは多いです。
このイメージが違ってしまう原因としては、面積効果や光の当たり方が挙げられます。
面積効果とは、面積の大小によって色の見え方が変わる視覚効果のことを言います。
具体的には、明るい色は面積が大きいほど明るく・濃く見え、反対に暗い色は暗く・薄く感じられるような効果です。
そのため、面積が小さいサンプルだけを見て色選びをすると、多少なりともイメージとのズレが生じてしまうのです。
照明の当たり方によって印象が異なる可能性もあるため、サンプルは壁に当て、遠くから見てしっかりと確認するようにしましょう。
3. 開口が狭くて家電・家具が搬入できなかった
出入り口は、人だけでなく家具や家電を搬入する場所でもありますが、狭くて搬入できなかったというケースもよくあります。
家族が増えると、それに伴い冷蔵庫や洗濯機などが大きくなる傾向にあり、それらが搬入する際にドアを通らずに、手間がかかる場合があります。
このような事態を防ぐためにも、搬入経路を踏まえて、将来的にも余裕を持った開口部を検討することが大切です。
□新築の内装を決める手順
これまでご紹介したような失敗は、新築で内装づくりをする際に適切な手順を踏めば、どれも回避できるようなものばかりです。
内装に限った話ではありませんが、正しい手順を把握しておき、住み始めてから後悔をすることがないようにしましょう。
1. たくさんの例を見る
実際の例がなければ、具体的にイメージを浮かべることは難しいです。
そのため、たくさんの例を見てさまざまな良い部分を吸収しましょう。
インターネット上で探すのも良いですが、できれば実際にモデルハウスや展示会に足を運ぶのもオススメです。
2. ポイントを知る
イメージが浮かんできたら、内装を決める際に何を意識すれば良いのかを知りましょう。
具体的には、壁・床の材質や、コンセントの数・位置などが挙げられます。
3. 話し合う
2人以上で住む場合は、どのようなデザインが理想的かをじっくりと話し合いましょう。
好みは人それぞれ異なるため、事前に話し合っておくとトラブルを回避できます。
なかなか意見がまとまらない場合は、ハウスメーカーや工務店の人と一緒に話し合うと良いでしょう。
4. 床の色と材質を決める
具体的に内装を決めていく段階にまで行けば、まずは床の色と材質を決めましょう。
床は、目に見える面積が比較的多いため、その家の印象を大きく左右する部分とも言えます。
ナチュラル系にするのか、それともモダン系にするのか、家具にも関わってくることなので最初に決めると良いでしょう。
5. 壁や天井の色を決める
床の色や材質が決まった後は、壁や天井の色を決めましょう。
壁や天井も面積はかなり広いため、これらも部屋の印象を大きく左右します。
統一感のある部屋にしたいのであれば、床・壁・天井を似た色味にすると良いでしょう。
6. キッチンやドアなどの設備を決める
面積の広い場所のイメージが固まったら、次は細かい設備について決めていきます。
床や壁などの色味を考慮した上で、あまり浮かないようにするのがポイントです。
7. 照明を決める
照明は部屋の印象を左右する要素であり、一口に照明といっても、その種類や色味はさまざまです。
部屋が完成してから選ぶ方もいらっしゃいますが、内装作りと並行して行うと、部屋のイメージがより固まるのでオススメです。
8. 家具を決める
最後に、部屋にどのような家具を置くのか決めましょう。
何をどこに置くのか、そしてどのような色にするのかを決めますが、この際に大きい家具から決めていくことをオススメします。
小さい家具はある程度融通が利くため、冷蔵庫やベッド、大きいソファなどから決めましょう。
ただし、大型の家具は建築の計画段階から決める必要がありますので、相談しながらプランニングするのがおすすめです。
□まとめ
新築の内装で後悔することが多いポイントとしては、コンセントや壁紙のイメージの違い、開口が狭かったなどが挙げられます。
ただ、これらの失敗は内装を正しい手順で決めていけば、防げる可能性が高いため、ハウスメーカーや工務店の方にも相談しながら決めていくと良いでしょう。
当社では、お客様の現在の暮らしから未来に実現したいことをしっかりとお伺いした上で、理想の住宅について考えていきます。
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