将来を考えるとバリアフリーな住宅が安心!注文住宅はバリアフリーなものにしよう!
2023年8月29日
この先何十年と暮らしていく家を作る際には、将来のことを考えてバリアフリーな家を作りたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
すでに建っている家である建売住宅では、自分の満足のいくようなバリアフリーな間取りがあるわけではありません。
しかし、注文住宅の場合は、好みの間取りが取り入れられるので、バリアフリー住宅を作りやすいのです。
そこで本記事では、注文住宅を作る際に取り入れたいバリアフリー住宅のメリットやアイデア、間取りを考える際の注意点を紹介します。
□バリアフリーの注文住宅を作るメリットとは?
バリアフリー住宅を作るメリットは主に3つあります。
1.老後も安心して暮らせる
なんといっても老後も安心して暮らせることが、バリアフリーな住宅を作る大きなメリットです。
自分はいつまでも元気だと思っていても、いつかは動きにくくなってしまいます。
そのため、バリアフリー住宅ではない場合、動くこと自体がストレスになり、さらに動かなくなってしまうことにもつながりかねません。
また、バリアフリーではない住宅にストレスを感じて、引っ越しをしなければならないことにもなってしまいます。
老後に引っ越しするとなると、体力的にも精神的にも負担がかかるので、できれば避けたいことです。
2.介護がしやすい
バリアフリー住宅は、1つ上の世代と暮らしている場合も、快適に暮らせたり、介護がしやすくなったりするメリットがあります。
特に車椅子の生活をしている方が家族の中にいる場合は、バリアフリー住宅にして、ストレスなく生活できたり介護できたりする住宅にしておく方が良いでしょう。
3.子育てに最適
バリアフリー住宅は、高齢者が安全に暮らすための家という印象が強いかもしれませんが、子育てにも適している住宅です。
なぜなら、高齢者が安全に暮らせる住宅は、全ての方が安全に暮らせる住宅であり、子どもも例外ではないからです。
小さな段差でつまずきやすいのは、高齢者も子どもも同じなので、段差をなくすことで安心して子育てできる家になりますよ。
□バリアフリー住宅のアイデア5選!
1.寝室のそばにトイレを作っておく
寝室のそばにトイレを作っておけば、高齢者になってからも寝室とトイレの往復が非常に簡単になり、住みやすい住宅となります。
高齢者になると、膀胱の機能が弱まってしまい、夜間にトイレに行く頻度が増えるので、そのような方には嬉しい間取りです。
逆に、トイレが寝室と離れていたり、異なる階にあったりすると、寝ぼけている状況で長い距離を移動したり、階段を上り下りしないといけないので非常に危険なのです。
2.洗面の高さに注意する
洗面台を作るときには、高さに注意して作っておくと高齢者も使いやすいものになります。
健康な大人が使いやすい高さで洗面台を作ってしまうと、高齢者や子どもが使いにくくなってしまいます。
そのため、健康な大人の方は低いと感じるかもしれませんが、家族全員が使用する洗面台は高齢者や子どもが使いやすい高さで作る方がおすすめです。
3.リビングやダイニングを家族全員がくつろげるように
リビングやダイニングは家族全員が顔を合わせてくつろげる場所なので、くつろぎやすい工夫をしましょう。
くつろぎやすくするには、テーブルの高さを低くしたり、高さ調節が可能なテーブルを設置したりすることで、高齢者になってからも過ごしやすいリビングとダイニングになります。
また、家具を置きすぎることなく、歩きやすい空間を作っておくことも、過ごしやすいリビングとダイニングを作る上では重要です。
4.さまざまな場所に手すりを設置する
高齢者になり足腰が弱ってしまうと、手すりがあった方が移動しやすいため、階段や廊下に手すりを設置することがおすすめです。
手すりはあまり場所を取らないものなので、家の中にはできるだけ多くの手すりを設置しましょう。
ただし、見た目は多少阻害されますので将来的に手すりを設置できるように下地を入れておくなどの対処で将来に備えることは可能になります。
5.スロープの設置
高齢者や子どもがつまずきにくい住宅にするために、できる限り段差はなくしてスレープを設置しましょう。
しかし、玄関にスロープを設置するとなると、一般的な玄関よりも、広いスペースが必要となるので注意が必要です。
□バリアフリー住宅の間取りを考える際の注意点について
バリアフリー住宅の間取りやアイデアを採用する上で重要なのが、バリアフリーが誰のためのものなのかを考えることです。
将来の自分たちのため、子どもに安心して暮らしてもらうため、親の介護をしやすくするため、などさまざまです。
しかし、これらすべての方が過ごしやすいような家を作ることは、難しくどこかを妥協しなければいけない可能性もあります。
そのため、バリアフリー住宅が必要な方に合わせて間取りやアイデアを採用するようにしましょう。
□まとめ
バリアフリーな住宅を建てることで老後も安心して、将来の不安や介護の不安が抑えられたり、子育てがしやすくなったりします。
そして、バリアフリー住宅を作る際には、トイレの位置や洗面の高さにこだわったり、リビングやダイニングの過ごしやすさを意識しましょう。
注文住宅では、さまざまなバリアフリーのアイデアを取り入れられるので、しっかりと必要な間取りやアイデアを取り入れておきましょう。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で、バリアフリー住宅を建てたいという方はぜひ当社にご相談ください。